2020年度スローガン　点滴穿石～人と人が繋がり創造する豊かな地域～

10月30日、九州大学大学院 准教授の清野聡子先生をお迎えして海岸漂着ゴミ勉強会を開催いたしました。本勉強会は本年度まちづくり委員会のメイン事業として行った「協働運動推進プロジェクト」の〆として開催されたもので、海岸おそうじ大作戦をふまえた上でのまとめの勉強会です。
講師の清野先生は五島のローカル紙「五島新報」に定期コラムを執筆されているせいか、勉強会には清野先生のお話を聞こうと多くの一般の方が集まってくださいました。
私たちが「五島の良いところは何か？」と問われれば殆どの方は「自然」と答えるでしょう。では「五島の自然の素晴らしさはどんなところですか？」と聞かれても答えられる人は少ないと思います。今回の勉強会では、海岸漂着ゴミのことについて勉強するだけではなく、五島の自然のどんなところが素晴らしいのか、何が希少なのかを学ぶ良い機会になりました。当日参加された一般の方からも「目から鱗が落ちる話ばかりでした！」と海岸・海洋の専門家の先生だから聞ける話に感嘆の声が聞かれました。
海岸漂着ゴミの回収と学習を通してこのふるさと五島に対する愛郷心と、協働意識を醸成することを目的に実施した本事業にご理解と多くの方のご協力を頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。