

2025年度 一般社団法人福江青年会議所 理事長所信
一般社団法人福江青年会議所
理事長 末留 進人
理事長 末留 進人
スローガン
イケてる大人
【はじめに】
皆さんは、他にも同じような団体がある中で、なぜ⻘年会議所に⼊会したのでしょうか。私は、正直なところ、最初はなんとなく勧誘されたから⼊会したというのが理由です。しかし、今ではただ「なんとなく」会議や事業に参加しているわけではありません。⻘年会議所では、各事業にしっかりと背景や⽬的が設定されています。さらに、役職は1年、年齢制限は40歳までと、最初から活動のゴールが明確に定められています。このルールが、⻘年会議所活動の⼤切なエッセンスとなり、他の団体にはないJCマンとしての原動⼒を⽣んでいると感じます。
私⾃⾝、⼊会の動機は曖昧でしたが、今はせっかく活動しているのだから、40歳の卒業までにできる限り多くの経験を積みたいと考えています。その経験を通じて⾃⼰成⻑を図り、それを⾃社に還元したいと思っています。卒業が⾒えているからこそ、⼿を抜くことなく同じLOMの仲間に少しでもプラスになる事業を実施することや、仲間が企画する事業をより良いものにするために貢献できるよう、活動に取り組んでいます。
【組織を知り、仲間の魅⼒を引き出そう】
2025年度の福江⻘年会議所は、会員のほとんどが⼊会3年未満のアカデミー会員です。⻘年会議所がどのような組織であるかを⼗分に理解できないまま活動している⽅も多いのではないかと考えています。
まずは、私たち⾃⾝が「福江⻘年会議所とはどのような組織で、どんな魅⼒があるのか」、そして「同じLOMの仲間はどんな⼈柄で、普段どのようなことをしているのか」を知ることから始めましょう。そして、私たち⾃⾝の成⻑とともに、地域のために何ができるのかを共に考え、⾏動することで、2025年度の福江⻘年会議所という組織が形成されていくと信じています。
【地域の発展に寄与した活動をしよう】
五島市は2024年で合併20周年を迎えました。そもそも、⾏政の効率化、財政基盤の強化、そして⼈⼝減少や過疎化への対応を⽬的に、2004年に福江市、富江町、⽟之浦町、岐宿町、三井楽町の5つの⾃治体が合併し、五島市が誕⽣しました。合併後には、⾏政の効率化や財政の強化、地域の持続可能な発展が期待されていました。
しかし、今の私たちの⽣活において、胸を張って「五島市はこれからも成⻑し続け、存在し続ける」と⾔えるでしょうか。確かに、⼀定数の移住者を呼び込むことに成功していますが、移住者の定住率や⼈⼝全体に対する影響はまだ限定的です。若者や⼦育て世代の移住者が増えた⼀⽅で、地元の若者が都市部に流出する傾向は依然として続いています。
そこで、⾏政やインフラといった⼤規模な課題は⾃治体に任せるとして、私たち⾃⾝にできることが何かないか、今⼀度考えてみましょう。⽇々の⽣活の中で、「こういうサービスがあったら便利だな」とか、「こんなイベントがあれば楽しいな」といった、些細なアイデアを拾い集めることから始められます。私たちができる範囲で、その第⼀歩を踏み出すことで、地域の誰かに新しい繋がりや活⼒を⽣み出すことができるかもしれません。
誰かが動き出すのを待つのではなく、ぜひ私たちが先駆者となりましょう。それが、結果的に地域の発展につながるのではないでしょうか。
【⼦どもの成⻑に寄与した活動をしよう】
私たち⻘年会議所が果たすべき重要な役割の⼀つに、⼦どもたちに対して「成⻑の機会」を提供することがあります。⼦どもたちが多様な経験を積み、未来に向かって成⻑できるような機会を与えることは、地域社会全体の発展にとって不可⽋です。機会の提供は、未来を担う次世代が⾃分の⼒を発揮し、社会に貢献するための⼟台を築くものであると考えています。
現代社会では、⼦どもたちが多様な情報にアクセスできる⼀⽅で、少⼦化や⼦育て社会の変化により「リアルな体験の場」が不⾜しているという現実があります。私たち⻘年会議所は、⼦どもたちが⾃分の夢や⽬標に向かって挑戦できるよう、実際に体験し学ぶ機会を提供していく必要があります。
まず、教育だけでなく、さまざまな体験を通じた「実践的な学び」を重視した機会を提供することが重要です。スポーツや⽂化活動、職業体験など、幅広い分野での経験を通じて、⼦どもたちは新しい視点を持ち、⾃分の可能性に気づくことができます。こうした実体験は、ただ教科書で学ぶだけでは得られない⼤きな価値があると考えます。
また、地域の⼤⼈たちが積極的に関わり、⼦どもたちに「ロールモデル」としての姿を⽰すことも⼤切です。私たち⻘年会議所のメンバーが地域で⾏動する姿を⾒せることで、⼦どもたちは⾃らも積極的に⾏動する気持ちを持つことができます。失敗を恐れずに挑戦し続ける姿勢を⽰すことで、彼らに「挑戦することが成⻑につながる」というメッセージを届けたいと思います。
機会の提供は、⼦どもたちの成⻑をサポートするだけでなく、地域全体の未来をより良いものにするための第⼀歩です。私たち⻘年会議所は、⼦どもたちに多様な経験の場を提供し、彼らが⾃分の可能性を信じて未来に向かって進んでいけるよう、引き続き取り組んでまいります。
【結び】
私たちは、たまたまこの時代に⽣まれ、たまたま福江⻘年会議所に⼊会して仲間となりました。この偶然を最⼤限に意義のあるものにするために、「イケてる」という⾔葉をキーワードに1年間活動しましょう。良い発⾔や⾏いをした時には、お互いに「イケてるね!」と声を掛け合いながら、地域の課題解決や発展に取り組んでいきましょう。次世代に任せるのではなく、私たち⾃⾝の⼿で解決するために⾏動し、最終的には地域の⼦どもたちに福江⻘年会議所という「イケてる⼤⼈」の姿を⾒せましょう。
皆さんは、他にも同じような団体がある中で、なぜ⻘年会議所に⼊会したのでしょうか。私は、正直なところ、最初はなんとなく勧誘されたから⼊会したというのが理由です。しかし、今ではただ「なんとなく」会議や事業に参加しているわけではありません。⻘年会議所では、各事業にしっかりと背景や⽬的が設定されています。さらに、役職は1年、年齢制限は40歳までと、最初から活動のゴールが明確に定められています。このルールが、⻘年会議所活動の⼤切なエッセンスとなり、他の団体にはないJCマンとしての原動⼒を⽣んでいると感じます。
私⾃⾝、⼊会の動機は曖昧でしたが、今はせっかく活動しているのだから、40歳の卒業までにできる限り多くの経験を積みたいと考えています。その経験を通じて⾃⼰成⻑を図り、それを⾃社に還元したいと思っています。卒業が⾒えているからこそ、⼿を抜くことなく同じLOMの仲間に少しでもプラスになる事業を実施することや、仲間が企画する事業をより良いものにするために貢献できるよう、活動に取り組んでいます。
【組織を知り、仲間の魅⼒を引き出そう】
2025年度の福江⻘年会議所は、会員のほとんどが⼊会3年未満のアカデミー会員です。⻘年会議所がどのような組織であるかを⼗分に理解できないまま活動している⽅も多いのではないかと考えています。
まずは、私たち⾃⾝が「福江⻘年会議所とはどのような組織で、どんな魅⼒があるのか」、そして「同じLOMの仲間はどんな⼈柄で、普段どのようなことをしているのか」を知ることから始めましょう。そして、私たち⾃⾝の成⻑とともに、地域のために何ができるのかを共に考え、⾏動することで、2025年度の福江⻘年会議所という組織が形成されていくと信じています。
【地域の発展に寄与した活動をしよう】
五島市は2024年で合併20周年を迎えました。そもそも、⾏政の効率化、財政基盤の強化、そして⼈⼝減少や過疎化への対応を⽬的に、2004年に福江市、富江町、⽟之浦町、岐宿町、三井楽町の5つの⾃治体が合併し、五島市が誕⽣しました。合併後には、⾏政の効率化や財政の強化、地域の持続可能な発展が期待されていました。
しかし、今の私たちの⽣活において、胸を張って「五島市はこれからも成⻑し続け、存在し続ける」と⾔えるでしょうか。確かに、⼀定数の移住者を呼び込むことに成功していますが、移住者の定住率や⼈⼝全体に対する影響はまだ限定的です。若者や⼦育て世代の移住者が増えた⼀⽅で、地元の若者が都市部に流出する傾向は依然として続いています。
そこで、⾏政やインフラといった⼤規模な課題は⾃治体に任せるとして、私たち⾃⾝にできることが何かないか、今⼀度考えてみましょう。⽇々の⽣活の中で、「こういうサービスがあったら便利だな」とか、「こんなイベントがあれば楽しいな」といった、些細なアイデアを拾い集めることから始められます。私たちができる範囲で、その第⼀歩を踏み出すことで、地域の誰かに新しい繋がりや活⼒を⽣み出すことができるかもしれません。
誰かが動き出すのを待つのではなく、ぜひ私たちが先駆者となりましょう。それが、結果的に地域の発展につながるのではないでしょうか。
【⼦どもの成⻑に寄与した活動をしよう】
私たち⻘年会議所が果たすべき重要な役割の⼀つに、⼦どもたちに対して「成⻑の機会」を提供することがあります。⼦どもたちが多様な経験を積み、未来に向かって成⻑できるような機会を与えることは、地域社会全体の発展にとって不可⽋です。機会の提供は、未来を担う次世代が⾃分の⼒を発揮し、社会に貢献するための⼟台を築くものであると考えています。
現代社会では、⼦どもたちが多様な情報にアクセスできる⼀⽅で、少⼦化や⼦育て社会の変化により「リアルな体験の場」が不⾜しているという現実があります。私たち⻘年会議所は、⼦どもたちが⾃分の夢や⽬標に向かって挑戦できるよう、実際に体験し学ぶ機会を提供していく必要があります。
まず、教育だけでなく、さまざまな体験を通じた「実践的な学び」を重視した機会を提供することが重要です。スポーツや⽂化活動、職業体験など、幅広い分野での経験を通じて、⼦どもたちは新しい視点を持ち、⾃分の可能性に気づくことができます。こうした実体験は、ただ教科書で学ぶだけでは得られない⼤きな価値があると考えます。
また、地域の⼤⼈たちが積極的に関わり、⼦どもたちに「ロールモデル」としての姿を⽰すことも⼤切です。私たち⻘年会議所のメンバーが地域で⾏動する姿を⾒せることで、⼦どもたちは⾃らも積極的に⾏動する気持ちを持つことができます。失敗を恐れずに挑戦し続ける姿勢を⽰すことで、彼らに「挑戦することが成⻑につながる」というメッセージを届けたいと思います。
機会の提供は、⼦どもたちの成⻑をサポートするだけでなく、地域全体の未来をより良いものにするための第⼀歩です。私たち⻘年会議所は、⼦どもたちに多様な経験の場を提供し、彼らが⾃分の可能性を信じて未来に向かって進んでいけるよう、引き続き取り組んでまいります。
【結び】
私たちは、たまたまこの時代に⽣まれ、たまたま福江⻘年会議所に⼊会して仲間となりました。この偶然を最⼤限に意義のあるものにするために、「イケてる」という⾔葉をキーワードに1年間活動しましょう。良い発⾔や⾏いをした時には、お互いに「イケてるね!」と声を掛け合いながら、地域の課題解決や発展に取り組んでいきましょう。次世代に任せるのではなく、私たち⾃⾝の⼿で解決するために⾏動し、最終的には地域の⼦どもたちに福江⻘年会議所という「イケてる⼤⼈」の姿を⾒せましょう。
基本理念
何かを成し遂げるには日々の努力と継続、何より同じ目的意識を持った仲間が同じ目標に向かって団結する事が肝要です。人との結びつきを大切にし地域のために率先して行動する事で、五島のまちを豊かなものに変えていきましょう。
基本方針
- 1. 五島の発展に寄与したまちづくり
- 2. 次世代を担う人材の育成
- 3. 未来を担う青少年の育成
- 4. 会員の拡大
職務分掌
- ○ まちづくり事業の企画運営
- ○ 青少年育成事業の企画運営
- ○ 総会・例会の企画運営
- ○ 会員拡大の活動全般
- ○ 財政・規則等に関わる庶務全般
- ○ 対外協力事業に関する企画運営
- ○ 先進技術に関する研究及び運用
組織図
理事長 末留 進人
副理事長 平田 竜次
副理事長 松山 英嗣
専務理事 吉田 海人
外部監事 吉田 慎太郎
外部監事 有川 真史 外部監事 道津 一政
副理事長 平田 竜次
副理事長 松山 英嗣
専務理事 吉田 海人
外部監事 吉田 慎太郎
外部監事 有川 真史 外部監事 道津 一政
以上