社団法人 福江青年会議所

福江JC 2014年度スローガン 個から団を成し力とする


社団法人福江青年会議所2014年度スローガン Positive Change
理事長所信
2014年度 社団法人福江青年会議所 理事長所信
社団法人福江青年会議所
理事長 山中 信潔
【はじめに】
 この五島に青年会議所が生まれて半世紀。環境も人も50年間で様変わりをしてきました。
 福江青年会議所は地域に根ざし、「個人の修練、社会への奉仕、世界との友情」の三信条の下、地域社会の明るい豊かな発展のために仲間たちと共に学び、時には悩み、時には笑い、地域の皆様や会社、家族に支えられながら活動をして参りました。
 物質的な豊かさを追求し続けた結果として、現代社会には無関心や利己主義が蔓延し、社会の発展とはうらはらに人々は心に貧しさや寂しさを感じるようになりました。 そういった人間関係の「疎遠化」は地域や人の相互の結び付きを弱め、まちづくりや地域興しに携わる団体の中には、規模の縮小化や存続の危機に直面しているところもあります。 福江青年会議所においても、委員会開催や事業を実施する上で一人ひとりの会員にかかる負担が高まりつつあるのが現状です。

【次世代への礎】
 現在、福江青年会議所には14名の同志がいます。経済人として、親としての役割を果たしながら、責任世代として地域に根ざした活動を行っている青年達です。 人は一人でできる事は限られていますが、一人、二人と集まり、数が多くなるほど知恵と行動力が湧き、大きな力が生まれ可能性は果てしなく広がっていきます。 そのようにして、我々青年世代が持つ英知と勇気と情熱を一同に結集し秩序をもって行動することにより、この半世紀もの間、郷土である五島の豊かな発展のために活動をして参りました。
 我々はこれからも地域のための、地域に必要とされる団体であり続けるために、五島の青年世代を率先して活動をおこなって参ります。 そして、その力と可能性を最大化すべく会員数を拡大し、会員同士の縦と横の繋がりをより強固な物にしつつ、人材の育成に邁進して参ります。

そのために、次の若い世代が歩む半世紀の礎を作るため、2014年度のスローガンを

理事長所信
と掲げます。

我々青年世代の力を結集して、より大きな力を生む。
そして、それを実現するために2つの基本方針の下、活動を行って参ります。

【個人の技能を伸ばすとともに会員相互の仲間意識を高め、地域に必要とされる事業の推進】
 会員が知識と教養を獲得する機会を提供することで、資質と技能の向上を促しつつ、事業実施の過程において互いに助け合い、協力してやり遂げ、会員同士の仲間意識と結束力を向上させます。 そしてその団結から生まれる大きな力と可能性をもって、地域にとって必要とされる事業をより力強く推進し、社会に貢献します。 また、その中で会員のボランタリー意識の醸成と地域との絆を深めて参ります。

【他団体との互恵関係に基づいた友情の深化による、より強固な信頼とネットワークの構築】
 福江青年会議所を個とするならば、我々単体でできる「まちづくり」にはやはり限界があります。
まちづくりに携わる地域の人々や他団体とのつながりをこれまで以上に強化し、互いに積極的な協力を行える関係を構築することで友情を深め、より強固な信頼とネットワークを確立致します。

【最後に】
 JCI Mission(JCの使命)は「青年が、積極的な変革を創造し開拓するために能動的に活動ができる機会を創造する。」と謳っています。
 これからも福江青年会議所は、この五島の将来を担っていく青年世代が社会変革活動を積極的に行う機会を提供することで青年世代の学舎として地域から必要とされる団体であり続けます。
 そして、地域の人々と連携したまちづくりを推進しつつ、この時代に生きる青年としての自覚と責任、自信と誇りを持って、個から団を成し大いなる力と可能性を広げ、先輩方から受け継いできた50年の伝統と活動をさらに深化、発展させていくことをお誓い申し上げ理事長所信とさせていただきます。
以上